印鑑、象牙等の印材と書体のアドバイス

印鑑作成前に<印材のアドバイス>
象牙印材について

象牙印材は印材の中でも実印に最適とされています。

牙(人間だと歯にあたります)ですので大変堅いため不注意に落としたり物にぶつけたりするとヒビが入り欠ける欠点があります。ただし虫に食べられることは有りませんので防虫剤の必要はありません。

実印は重要な時に本人が丁寧に押されますから最適ですが銀行印は たまに人に渡して押す場合があり思い切り押しつけると少々不向きな時がありますが高貴な輝き等から人を引きつけます。大事に扱って頂ければ朱肉の油を吸収してアイボリーホワイトから味わいのある色になり益々愛着が出てきます。 ワシントン条約により規制され一部輸入が認められていますが象牙印材は通商産業省のシールが添付されてないと密輸入品とみなされます。

これには特定国際種事業届により当店は事業者番号 T_4_21_00137を持ち正規のルートでの印材しか扱っておりませんので安心して御注文下さい。 余談ですがこのシールの一部は、象保護のための国際基金として使われています。 昔より、印材・三味線のばち・根付け・ペンダント・ピアノの鍵盤等に広く使用され皆様に馴染みのある品物です。

カバ印材について

カバ印材はアフリカの川や湖、沼などに住み体長4.2メートル、体重は4トンにも達し、象の次に大きな動物です。カバの牙からつくられるこの印材は、目が非常に少なく高い硬度を持っています。ただしサイズは15ミリまでが お勧めです

【象牙にかわる高品質な印材】

「ワシントン条約」規制により、象牙が益々品薄になり価格も高騰し入手困難になっております。
お客様に安定した提供ができ、高品質な印材「カバ」のご紹介です。 「カバ」は20年ほど前から注目されていましたが、ネーミングが悪いということで、ブームには至っておりません。
象牙印材(上)と同等の印材にもかかわらず、価格は象牙の(並上)、見た目も特徴も何ら変わりなく、これからの象牙にかわる印材だと思われます。 もちろん「カバ印材」も生涯保証させて頂きます。耐久性と気品のあるカバ印材の実印・銀行印をお勧めいたします。

牛角印材について

牛角(うしのつの)印材の性質は、粘りがあるので欠けにくくなっています。

しかしこれは、角(つの)ですので平たく言えば純毛です。毛糸を食べる3ミリ程の虫に食われる場合がありますので、印面を守るためキャップ付の印材か防虫剤で防いで下さい。
特に金庫に収納される場合は特に要注意です。タンスの中は防虫ガスが充満していますから安心です。 銀行印・実印としては最適です。勿論芯持ちです。何ともいえない上品な色は、女性に好まれます。

この牛は食肉用として、飼育されているため最近角(つの)を短くし牛同士が傷つけないよう改良されたため角の確保がむつかしくなってきました。その中でも純白とはあめ色で非常に貴重な印材です。 昔は、高級ボタンに加工もされていました。

黒水牛印材について

黒水牛印材の性質は、牛角(オランダ)と全く同じです。ただ色が黒いだけです。

芯持ち印材を使用しないとニューと言うヒビが深く入ります。芯持ちも少々は入りますが大丈夫です。勿論当店は、芯持ち印材しか使用いたしません。 この牛は皆様もテレビ等でご覧になったことが有ると思いますが東南アジア等に広く分布し、印材の中では一番安定している品物です。

本柘印材について

(つげ)印材は昔から、木材の中でも堅くて手に馴染み易いことから、櫛・かんざし等と共に印材としても長く親しまれております。

彫刻には最適ですが、朱肉の油と人の油分とで、黄色から茶褐色に変化して品位が落ち、欠け易くなります。 捺印後は、必ず朱肉を丁寧に拭き取っていただくと長く使用することが出来ます。 また、ニスをかけない印材は、長く使用しますと硬度が象牙に匹敵する程に増します。 しかしニスをかけますと、印材自体が締まらず硬度を増すことが出来ません。 当店は本柘にニスをかけない印材を使用致しております。

本柘印材とパールカラー銀行印は、材質の特徴から5年保証とさせていただきます。

【印材の特徴】

印    材 特       徴
象牙印材<上>
象 牙
断面図
上 印材は一番芯(神経が走っているところ)に近いところ、すなわち目が細かくアイボリーホワイトで堅い所で数多くは取れない高級品です。
実印・銀行印に最適です。
象牙印材<中>
象 牙

断面図
中 印材は中程の所で取ります。少し目がありますが一番ポピュラーな所です。
実印・銀行印に最適です。
象牙印材<並>
象 牙

断面図
並 印材は外皮を取り除いた所で目が少々粗くなっています。
実印・銀行印に最適です。
牛角純白印材 牛角
(オランダ)
芯 持 ち
純 白
純白は まれにしか取れない所で貴重品です。
銀行印・実印に最適です。
牛角色目印材 牛角
(オランダ)
芯 持 ち
色目・ブチ
少々色目が入り面白味があります。同じ柄のものは2本と存在しません。
銀行印・実印に最適です。
黒水牛印材 黒 水 牛
芯 持 ち
印材としては一番使いやすく安定しています。
実印・銀行印・認め印に最適です。
柘印材 本 柘
印材としては一番柔らかく押し易い反面、へりが早く欠ける場合があります。
認め印に最適です。
実印の書体について
印鑑実印:篆書体
印鑑実印:篆書体
手書き・篆書体
パソコン・篆書体

篆書体(てんしょたい)は古来印刻として使用され、少し読みやすくし印章に使用されました。 20年程前はこの書体が一番多く彫られました。

特徴は気品ある書体ですが、フチに付く所が少ないため欠けやすいのが短所です。 実印・銀行印に最適です。

印鑑実印:吉相書体
印鑑実印:吉相書体
手書き・吉相書体
パソコン・吉相書体

篆書から変化した書体でフチに付く接点と八方に広がる事により吉画をきめます。 10年程前からよく使用される書体で主流に成りつつあります。
特徴はフチに付く所が多いため欠けにくいが欠点は、読みにくいことです。 実印・銀行印に最適ですが認印には少々不向きかもしれません。

印鑑実印:古印書体
印鑑実印:古印書体
手書き・古印体
パソコン・古印体

古印体(こいんたい)は漢字として日本特有で、かつ印鑑特有の書体です。

読み易い書体ですので認印<仕事印>として一番多く使用されています。 最近テレビ等のテロップにも使用されポピュラーになりつつあります。

 

印相について

昔から家には家相があると言われて来ましたが同様に印鑑にも印相があります。

人間は生まれながらに持ち合わせている運勢はおおまかに八種類に分けられると言われています。もし印鑑が欠けると欠けた位置の運勢が欠落するように思われ不安になります。〈図柄で御確認下さい〉
縁起をかつがないと言われる方… 「八方」とは「どの方面にも」と言う意味合いです。誰が見ても落ち着きと品格があり一番調和がとれるよう篆書体[てんしょたい]を基にしてバランスの取れた吉相印を目指しています。

印鑑自体は元来 運勢を左右するものでもお守りでもありません。生涯を通じて自分の分身となる物です。当店は目に見えない事で不安に駆らせるような事は絶対に致しません。

生まれ年による相性表

九星名 生まれ年による印材の相性表 相性の印材
大正 昭    和 平 成
九紫火星 8
3 12 21 30 39 48 57
3 12 21 象牙または柘が吉
八白土星 9
4 13 22 31 40 49 58
4 13 22 水牛または象牙が吉
七赤金星 10
5 14 23 32 41 50 59
5 14 23 柘または象牙が吉
六白金星 11
6 15 24 33 42 51 60
6 15 24 象牙または柘が吉
五黄土星 12
7 16 25 34 43 52 61
7 16 25 水牛または象牙が吉
四緑木星 13
8 17 26 35 44 53 62
8 17 26 象牙または水牛が吉
三碧木星 14
9 18 27 36 45 54 63
9 18 27 象牙または水牛が吉
二黒土星 15 10 19 28 37 46 55 64 10 19 28 水牛または象牙が吉
一白水星
2 11 20 29 38 47 56
2 11 20 29 象牙または柘が吉